ローソク足応用編(現場編)


吉田穣

水平線理論トレーダーが、現場でどうローソク足を見て、トレードに活用しているのか?を藤岡認定講師をゲストに話を聞きました。 (先にローソク足基礎編をご覧ください)

■ローソク足応用編(現場編)

※藤岡講師との対談映像になります。喉の調子が悪く音声が聞き取りづらいので動画下に今回の話にあった要点をまとめています。

【ローソク足応用編(現場編)まとめ】

藤岡講師

ローソク足は大事ですが、何でも注目して見ているわけでなく、現場では「上げ止まり/下げ止まり」のサインとして特に注目してローソク足を見ています。

上げ止まり/下げ止まりのサインとして使う

基本的には相場の「上げ止まり/下げ止まり」のサインとして注目して見ている。JTAではよく『事実ベースで判断する』という話をします。模式図から“流れ”を見て、波が出るだろうというシナリオを立てるが、より細かくドリルダウンして下位足を確認をしていく次のフェーズでは、上昇の波の時は「下げ止まり」を、下落の波の時には「上げ止まり」を事実ベースで確認する必要がある。ローソク足の組み合わせで、上げ止まり下げ止まりを確認することができる。※上げ止まり/下げ止まりのサインとなるローソク足例はこちら

タイムフレームによって意味合いが異なる

我々はデイトレーダーなので、その観点から、上位足(月足〜4時間足)は環境分析に使い、1時間足などはトレードタイミングの判断に使うなど、タイムフレームによって意味合いは異なる。※詳細は動画を参照

どこで出ているか?その場所が肝心

現場で使う『上げ止まり/下げ止まり』のローソク足には、ピンバーや包み足などありますが、それ単体では意味を成しません。模式図の中の波が発生するかどうかの大事な局面かつ、意識されている重要抵抗付近で発生しているからこそ上げ止まり(一時上がるかトライしたが負けた)、下げ止まり(一時下がるかトライして負けた)の意味が生まれます。

上げ止まり/下げ止まりサインとなるローソク足例

以下に説明をまとめました。

トレードの仕事の9割は準備である。
まずはしっかり準備を整えよう。

小林良治